株式会社山本浩三建築設計事務所

, ,

中野本町の家/House in Nakanohonmachi

本計画は、幹線道路からほど近い住宅密集地において、プライバシーを確保しながらも開放的で快適な居住空間を実現することを目的とした木造3階建の住宅である。

1階と2階には寝室および水廻りを配置し、家族それぞれのプライベートな空間を確保。一方、2階のLDKは建物の端から端まで視線が抜けるオープンな構成とし、広がりを感じられる空間とした。プライバシーへの配慮から、道路に面する部分にはハイサイド窓を設置し、周囲からの視線を遮りながら柔らかな光を取り込んでいる。また、北側には斜線制限に沿った勾配屋根とトップライトを設け、安定した自然光が室内に降り注ぐ設計としている。さらに、キッチンはダイニングとスタディスペースの間に配置し、家族の様子を見渡せるレイアウトとすることで、料理をしながらも自然とコミュニケーションが生まれる場をつくっている。シンプルな形態の中に、プライバシー、採光、家族のつながりを考慮した設計とし、都市住宅としての快適性を最大限に引き出す住まいを目指した。

  • 竣工 / 2024年
  • 所在地 / 東京都中野区
  • 規模構造 / 木造軸組み工法 地上3階
  • 主要用途 / 専用住宅
  • 用途地域/第一種中高層住居専用地域
  • 建ぺい・容積率/70・160%
  • 敷地面積:72.99㎡
  • 建築面積:48.44㎡
  • 延べ床面積:121.30㎡
  • 施工:株式会社武蔵ホーム
  • photo by 石井雅義
  • 担当  山沢   花見

Related Products

  • KT-HOUSE

  • 浜田山の家/House in Hamadayama

    2019年6月、建築基準法の準耐火建築物(準防火地域)に対して建ぺい率10%の緩和が施行された直後の計画でした。角地以外での建ぺい率10%の緩和は、住空間のバリエーションが増えます。【デザイン住宅・吹抜・ルーフバルコニー】

  • 東麻布の家/House in Higashiazabu

    色々の用途が混在する、更新中の街並みに建つ住宅。道路面に緩衝でもあるボリュームを出し、3F客間・3Fルーフバルコニー・2F吹き抜け・2FLDK・1F-3F階段室を緩やかにつなげることで、家全体で環境を感じることができる二世帯住宅【デザイン住宅・二世帯住宅・吹き抜け】

  • GW-HOUSE

  • 深沢の家/House in Fukasawa

    1階に中庭を有する賃貸、2、3階をオーナー階とする住宅です。 賃貸の一つは玄関から繋がっており、将来賃貸として活用できる二世帯住宅です。 3階の壁を曖昧にし、吹き抜け空間をつくることによりどこにいても家族の気配が感じられる住宅になっています。 【デザイン住宅・高天井・ハイサイド窓】

  • 深沢の家Ⅱ /House in Fukasawa Ⅱ

    外から見える主な窓は、近隣住宅と向い合せにならないように隅切り部分に配置しており、LDKの窓はテラス側と、360度のハイサイドを設け、一見壁で囲われた印象ですが、開放感のある空間となっています。【デザイン住宅・高天井・テラス】