株式会社山本浩三建築設計事務所

, ,

戸越の家/House in Togoshi

敷地の間口いっぱいに建っていた日本家屋からの建て替え計画です。

以前、建主は両親から受け継いだ家で住まわれていたが、老朽化に加えて日当たり、通風も

悪いということで建て替えへ至りました。

住宅密集地であり、さらに北側道路という採光を確保するには困難な環境のもと、1階に家族が集うLDKを配置する計画を希望されました。

そこで敷地の東側中央に中庭を設け、南側の隣地と隣地の隙間を狙って階段を配置し、さらに2階のバルコニーを階段と平行に配置することで、吹き抜けや、天窓を設える事なく1階の採光を確保しました。

この住宅の同線上の核となる2階へ続く階段の壁面は、以前に住まわれた日本家屋の障子を再利用したものであり、この土地で住み続けられる両親への感謝を表わしています。

  • 竣工 / 2019年
  • 所在地 /  東京都 品川区
  • 規模構造 / 木造 地上2階
  • 主要用途 / 専用住宅 (ご夫婦+お子さま1人)
  • 敷地面積 / 83.12㎡  (25.14坪)
  • 建築面積 /49.85㎡  (15.07坪)
  • 延床面積 / 91.90㎡  (27.79坪)
  • 施工 / 柏倉建設株式会社
  • photo by 吉村昌也

以前の住まい

Related Products

  • 松原の家/House in Matsubara

    敷地は東西に近接した建物があり、南北のみに開かれた敷地。建物間口3.6mの木造3階建て住宅。中央のトップライトから採光を確保すると共に、各部屋が視覚的にも繋がっている。

  • NN-HOUSE

    周囲の建物の高さや窓の位置を踏まえ、また密集地の中の「抜け」のある方向に対しは、積極的に開口や窓を設け、周辺状況に応じた形態をつくり、一見は閉じながらも、内からは外へ開いた空間。

  • 外苑前の家/House in Gaienmae

    3層にわたり生活のシーンをプロットし、機能や行為に応じて、適切に窓や開口を連続、分節、結合しながら採光、通風を確保し、内側の生活のシーンを開口部に置き換え、外部へ可視化することで、外部環境との繋がりを持たせました。【デザイン住宅・吹抜・ルーフバルコニー・鉄骨階段】

  • ルヴァンス二俣川

  • 浜田山の家/House in Hamadayama

    2019年6月、建築基準法の準耐火建築物(準防火地域)に対して建ぺい率10%の緩和が施行された直後の計画でした。角地以外での建ぺい率10%の緩和は、住空間のバリエーションが増えます。【デザイン住宅・吹抜・ルーフバルコニー】

  • 関町の家/House in Sekimachi

    北側斜線に沿ったボリュームの中にテラスやバルコニー、小屋裏収納をも内包した旗竿敷地に建つ住宅です。2階LDKの天井は住まいの行為に応じて3つの天井高さに分け、2つのハイサイド窓により 2階全体を均一に明るく照らし、また、中央の階段を介して一階の玄関、廊下にも採光を確保しています。【デザイン住宅・高天井・ハイサイド窓】