, ,

上落合の家/House in Kamiochiai

敷地は住宅密集地。都内の典型的な立地条件の一つである、前面道路幅員4mの敷地に建つ3階建ての住宅です。北側斜線により3階に寝室を配置するのが一般的ではあるが、この住宅では3階にLDKを配置し、斜線により削られる北側にテラスを設け、さらに3階上部に第2リビングと位置付けられるロフトを付加することで、LDKの空間の広がりを確保しています。暗がりになりがちな1階の中央にある玄関は、南向きにほぼ一直線に3階まで登る階段により、明るく照らされています。

北側斜線、道路斜線に沿って、建物高さ、建ぺい率、容積率、ロフト制限(小屋裏)全てにおいて最大限に確保し、建築のシルエットを決定している。

  • 竣工 / 2022年
  • 所在地 / 東京都 新宿区
  • 規模構造 / 木造   地上3階
  • 主要用途 / 専用住宅   (ご夫婦+お子さま2人)
  • 敷地面積 /  69.87㎡  (21.13坪)
  • 建築面積 /  48.44㎡  (14.65坪)
  • 延床面積 / 132.81㎡ (40.17坪)
  • 施工 /株式会社晃栄ホーム
  • photo by 吉村昌也
  • 担当 坂井


※PANDA撮影

※PANDA撮影
※PANDA撮影
※PANDA撮影
※PANDA撮影

※PANDA撮影


関連商品

  1. 西早稲田の家/House in Nishiwaseda

    2階のLDKは水平方向の広がりを確保するため、オーバーハングしながら建ぺい率いっぱいに床面積を確保し、垂直方向は小さいながらも敷地の角側に吹抜けを設け、その上部にハイサイド窓を設置し、視線を高い位置に誘導することで広がりを感じられるようにしました。【デザイン住宅・吹抜】

  2. 西国分寺の家/ House in Nishikokubunji

    建主の要望は中庭のある住まい。敷地の三面は建物が隣接しているため、主要な窓は道路に開く計画とし、道路と玄関の間に「前庭」を設えました。【デザイン住宅・吹抜・中庭】

  3. 桜新町の家/House in Sakurashinmachi

    前面道路が車や人通りがある公道ではなく緑道ということもあり、子供たちが外で遊んでいても中から気配が感じられるように、中から外へ開いた計画としました。【デザイン住宅・高天井・ルーフバルコニー】

  4. 上原の家/House in Uehara

    外観はモダンな箱形のフォルムで構成されており、隙間を利用した玄関アプローチが独特の外観を作り出しています。重なり合う箱形の構造は、周囲の環境と調和しつつも、プライバシーを保護する役割も果たしています。【デザイン住宅・プール・中庭】

  5. 小金井の家/House in Koganei

    敷地の北側には道路を挟んで公園の森があり、これらを生活の中に借景として取り込めるようにリビングを北側に配置し、南側には各階に寝室を重ねて配置し、シンプルな勾配屋根で南北を繋げました。 【デザイン住宅・高天井・バルコニー】

  6. 経堂の家/House in Kyodo

    経堂のにぎやかな商店街を抜け、永く住まわれている方、新しく住み始める方たちが、 声を掛け合うような穏やかな住宅街に建つ家です。 かつて地域一体で開発があり、敷地奥半分が盛り上がった敷地。 その高低差を利用することにより、プライベート空間を確保した大きな開口、 施工時のコストバランスを考慮した構造、地階をつくることにより生活空間の面積の有効活用が可能となりました。

ページ上部へ戻る